オペアンプを使ったヘッドホンアンプ...page.3/6
製作手順
1.ケースの穴あけ加工
2.回路基板の製作
3.周辺パーツの配線
の順でご紹介いたします。
1.ケースの穴あけ加工
ユニバーサル基板:TNF52-89を用いた場合はビス穴が無いので4隅にビス穴を開けておきます。
周辺パーツ(入出力端子やボリューム、スイッチ、LED)は全てフロントパネルに配置しました。
アルミケースにUC10-4-14DDを用いる場合は内部スペース上、リアパネルを加工するのは困難だと思われます。
作って気付いたのですが全てフロントパネルに配置した方が使い勝ってが良い感じです。
周辺パーツを取り付けた時の奥行、使う電子の高さ、電池ボックスの大きさ、使いやすさを充分検討・納得してから、穴あけ加工に取り掛かりましょう。
アルミケース:UC10-4-14DDは決して安くないケースですから、穴あけに失敗すると「もう少し慎重にしていれば...もう一度確認していれば...」と大変がっかりして、後の製作意欲が失せてしまいます。
加工に焦ると高い確率でミスしたり綺麗なヘアーライン加工の表面をキズ付けてしまいます。
金属ケースの加工ミスは取り返しができないので、一つの穴を仕上げるたびにタバコとコーヒーで一服といった具合に休憩を挟んで時間を掛けて進めましょう。
穴の全ては「丸い穴」なので失敗することはないと思います。しかし慎重に...
主なパーツを使ってレイアウトを充分検討する。
ユニバーサル基板には4箇所のビス穴をあけておく。
回路基板を固定する箇所に穴をあける。
スタット(サポータ)を立てる。高さは5〜6mmが丁度いい。
スムースに基板がはまるか確認。
私は、外装パーツを全てフロントパネルにレイアウトした。
左から、電源SW(LED)、ヘッドホンジャック、ローブーストSW、ボリューム、入力端子。
ボリュームはツマミの大きさも考えること。
スイッチやボリュームの供回り防止の小穴もあけることを勧めます。
電池ボックスをおいてみました。
周辺パーツはケースに取り付けたまま配線できるので、 ユニバーサル基板以外は本締めして構いません。 後は楽しいハンダ作業のみとなります。 |