トランジスタによる定電流回路

化学実験や充電回路、LEDドライバとして便利な定電流回路を下図に示します。



定電流値はTr1のVbeと抵抗Rの値で決まり、おおよそ次の式で求まります。

定電流値=VBE/R  VBE=約0.65V

例として15mAとするならば、R=約43Ωとなります。

VBEは周囲の温度により僅かに変化しますから、発熱する制御トランジスタ:Tr2と出来るだけ離すようにパーツレイアウトします。
大きな電流を得る場合はTr2をダーリントン構成にするといいでしょう。

定電流値を下回ったときの電圧降下はTr2のVCEとなります。

尚、精密な定電流回路とするにはオペアンプを用いるべきです。

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