汎用のツェナーダイオードよりも大きな電力で用いたい場合があります。
この場合はトランジスタにより簡単にパワーアップが図れます。
上図は2端子間の電圧はVz+VBEとなります。
扱える電力は、ツェナーダイオード自体の許容電力+トランジスタの許容電力となります。
上図は、NPNトランジスタとPNPトランジスタのVBEを相殺して、2端子間の電圧をツェナーダイオードの公称電圧としたものです。
尚、TO-220タイプのトランジスタでも放熱器に取り付けない場合の許容電力は2W程度であることに注意します。