3端子ラジオICで知られるLMF501Tに替わる簡単なラジオ回路を以前から実験したりしています。
下図はLMF501Tの替わりに2個のNPNトランジスタ:2SC1815Yをダーリントン接続したものに置き換えた場合です。
その他の周辺パーツの定数は変更していません。
実験好きな方は是非、試してみて下さい。
音量は小さいだけでローカル局は殆ど受信できます。
同調回路にバーアンテナを用いれば外部アンテナリード線は必要ない程です。
下図のように後段に1石のアンプ回路を挿入するとLMF501Tと同じレベルの音量で感度も良いです。
同調回路の替わりに455KHzセラミックフィルターを挿入することでAM検波回路に応用できそうです。
使うトランジスタの品種によって感度は大きく変化することを確認しました。手持ちのトランジスタで試してみるのも楽しいでしょう。