デジタルアラームクロック...page.10/10
7.動作確認
6V〜9Vで、250mA以上の電流が取り出せるACアダプターを用意して下さい。
DCプラグを差し込む前に再度、ACアダプターの出力と、DCジャックのプラスマイナスの極性に誤りが無いか確認して下さい。
各スイッチの名称と機能、詳細を以下に記します。
文章で表すと複雑ですが、実際には単純です。
貴方が作った時計なので末永く使ってあげましょう。
スイッチ | 名称 | 機能1 | 機能2 |
SW1 | 時刻調整ボタン TIME ADJUST |
現在時刻の調整 (押下して約4秒間のみ有効) |
停電表示解除 |
SW2 | 00セットボタン 00 SET |
毎時の前後10分を00分にセット | |
SW3 | 加算タイマーボタン TIMER ON/OFF・Hour-set |
加算タイマーの有効/無効 | 調整時:「時」送り |
SW4 | 12/24時間切替ボタン 12/24 SW・Minute-set |
12時間、24時間表示の切替え | 調整時:「分」送り |
SW5 | アラームボタン ALARM ON/OFF |
アラームの有効/無効 (有効にして約4秒間は調整可) |
加算タイマーモード時: 時刻表示及びアラーム解除 |
●停電発生表示機能について
ACアダプターを差し込むとPM表示LEDだけがフラッシングします。
これは停電が発生したことを表しています(停電発生表示)。
解除はSW1を押下します。
表示は午前12時00分になります。
●現在時刻調整について
SW1を押下します。
表示がフラッシングして約4秒間の調整モードに入ります。
この間にSW3で「時」送り、SW4で「分」送りが行なえます。PMランプ点灯時を「午後」として下さい(12時間表示時)。
調整モードに入ってもSW3、SW4を押下しなければ現在時刻に影響しません。
●00セットについて
毎時の10分前後でSW2を押下すると00分にセットします。
SW2から指を離した時から時計がカウントされます。
即ち、時報の「ポ〜ン」同時に指を離すとピッタリ調整がでます。
気が付いた時に実施して下さい。
毎時の10分前後に該当しない時間に押下しても現在時刻に影響しません。
例) 8時56分にSW2を押下すると9時00分になる。10時07分でSW2を押下すると10時00分となる。
●加算タイマー機能について
現在の時刻を表示している状態からSW3を押下すると加算タイマーモードになります。指を離した時から計測されます。
加算タイマーモード時はPMランプとコロンが同時に点滅します。
もう一度SW3を押下すると加算タイマーモードが解除されます。
加算タイマーモード動作中にSW4を押下すると00分00秒にリセットされます。指を離した時から計測されます。
加算タイマーモード動作中にSW5を押下している間は現在の時刻を表示します。
加算タイマーモード動作中にアラームが鳴動した場合はSW5の押下によりアラームが解除できます。
加算タイマーモードは最大59分59秒でオーバーフローとなり、加算タイマーモードは強制解除され、現在時刻表示となります。
この加算タイマーは、カップラーメン、時間を計測する料理、自習時間などに活用して下さい。
●12/24時間表示切替えについて
現在の時刻を表示している状態でSW4を押下するたびに「12時間表示」と「24時間表示」が入れ替わります。
24時間表示ではPMランプ(及び、オプションのAMランプ)は消灯のままとなります。
アラーム時刻にも反映されます。
24時間表示で生活が慣れている方やアマチュア無線でログをとる時に活用して下さい。
●アラーム機能について
現在時刻を表示している時にSW5を押下すると、約4秒間だけアラーム時刻をフラッシングしながら表示され、アラーム有効となります。
もう一度SW5を押下するとアラーム無効となります。
アラーム有効時はアラームランプが点灯します。
約4秒間だけアラーム時刻をフラッシング表示されている間がアラーム時刻調整モードで、
SW3で「時」送り、SW4で「分」送りが行なえます。PMランプ点灯時を「午後」として下さい(12時間表示時)。
アラーム時刻と現在時刻が一致するとブザーが鳴動します。
アラーム解除はSW5を押下します。同時にアラーム無効となります。
ブザーの鳴動時間はデフォルトで10分鳴動し続けます。10分後に鳴動が止まり、アラームは無効となります。
オプション・・・ AM表示ランプがなく不便を感じる場合はPIC16F873Aの7pinにブリーダ抵抗:1KΩとLEDをGNDに接続してください。 そのようにプログラムしております。 |