小さなLED付きプライスカード...page.2/4
部品リスト
品名 | 規格 | 個数 | 備考 | 予算(単価) | ショップ |
マイクロコントローラー | PIC12F629-I/P | 1 | マイクロチップテクノロジ社 | \80 | 秋月電子 |
ICソケット | DIP-8ピン | 1 | \50 | 秋月電子 | |
径5mm超高輝度LED | 好みの発光色 | 3 | 3個は異なる発光色のこと | \80 | |
1/4W炭素皮膜抵抗 | 470Ω | 3 | 黄紫茶金 | \10 | 千石電商 |
〃 | 10KΩ | 2 | 茶黒橙金 | \10 | 千石電商 |
ポリエステルフィルムコンデンサ | 1000pF | 1 | 「102」と表示 | \30 | 千石電商 |
積層セラミックコンデンサ | 0.1μF | 1 | 「104」と表示 | \30 | 千石電商 |
ユニバーサル基板 | ICB-88GH | 1 | サンハヤト | \370 | 千石電商 |
基板用ネジ止式端子台 | 小型2端子 | 4 | 5.08mmピッチのもの | \20 | 秋月電子 |
スイッチ付き電池ボックス | 単三電池3本用 | 1 | \150 | 千石電商 | |
単三乾電池 | 3 | ||||
スズメッキ線 | 太さ0.8ミリ | 少し | スタンドとして利用する | ||
配線材料 | 少し | 回路基板のジャンパ配線 | |||
名刺サイズのプライスカード | 1枚 | 注目して欲しい商品のもの |
部品の概要
マイクロコントローラー:PIC12F629-I/P
8ピンの小さなマイクロコントローラーです。
プログラムを書き込まないと動作しませんので後述するプログラムを書き込んでから取り掛かって下さい。
プログラムが書き込めない場合はデバイスを郵送していただければ書き込んで返送しますので、その旨をフォームメールでお知らせ下さい。
ICソケット:DIP8ピン
ICソケットはICと同じように切り欠きがあり、ICの逆差しを防ぐためにも取り付け方向を意識して取り付けるといいでしょう。
私はICソケットの中でも信頼性の高い「丸ピンICソケット」を使いました。8ピンのICソケットならば板バネタイプの価格の差は殆どありません。
超高輝度LED
写真のような直径5mmタイプの高輝度LEDを3個使います。3個の発光色は異なる方がいいでしょう。
LEDはアノード極とカソード極の2つの電極があり、アノード極からカソード極方向に電流を流して点灯させます。
接続を間違えると点灯しないばかりか最悪の場合は破損しますので、製作時(取り付け時)は極性を確認しておきましょう。
一般に新品時は長いリード線がアノード極です。
1/4W炭素皮膜抵抗
470Ω(オーム)を3本、10KΩ(キロオーム)を2本使います。
電子工作で多く利用されるアキシャルリードタイプの炭素皮膜抵抗は4色のカラーの帯で抵抗値を表しています。
このカラーの帯についてはパーツリストの備考欄で確認しておいて下さい。
ポリエステルフィルムコンデンサ
ポリエステルフィルムコンデンサはオーディオ回路(低周波回路)で多く用いられるコンデンサで、写真でみるような黄色いタイプが多く出回っています。
黄色以外にも白色や緑色、茶色など存在します。マイラーコンデンサと呼ばれることもあります。
今回は1000pFで用いてみました。
1000pFであることを示す「102」と表示されています。
本来はフィルムコンデンサに限らず、0.1μFと同様、小型な積層セラミックコンデンサでも構いません。
これは、1000pFも0.1μFも小型な積層セラミックコンデンサにすると表示が見難くて、取り違いの心配をしたためです。
積層セラミックコンデンサ
積層セラミックコンデンサは高周波特性に優れたコンデンサです。
回路上の0.1μFは電源のパスコンとして用いており、積層セラミックコンデンサを使いたいところです。
部品には0.1μFであることを示す「104」と表示されています。
ユニバーサル基板:ICB-88GH
サンハヤトの小型ユニバーサル基板のICB-88GHを用いました。
両面スルーホールのユニバーサル基板です。
今回の製作物は店舗で使うことが予想され、万が一、配線のハンダが外れて使用不可にならないように基板用ネジ止式端子台を使用しました。
この基板用ネジ止式端子台は、ネジを回して配線を接続するもので、もし強く締め付けられるようなことがあるとターミナルブロックと回路基板のハンダ部分には大きなストレスが加わります。
この場合、片面ユニバーサル基板ではランド(ハンダをする銅箔)が剥がれて回路基板が機能しなくなる確立が高くなります。
両面スルーホール基板は両面にランドがあり頑丈ですから、多少のストレスが加わってもランドが剥がれることはありません。
また、製作のページで掲げますが、スタンドとして使ったスズメッキ線にもストレスが掛かりますので、是非、両面スルーホール基板を使って下さい。
基板用ネジ止式端子台
写真に写るようなパーツです。
基板に取り付けておき、その後、配線を取り出す箇所に用いられるものです。配線を接続する際は小さなネジを回します。
このことは現物を手にしてネジを回せば判ります。
今回は2端子のタイプを4個使います。
基板用ネジ止式端子台の2端子でも、基板に差し込むピンの間隔に多くの品種があります。
今回はICユニバーサル基板で扱い易い、5.08mmピッチのものを選んで下さい。
尚、基板用ネジ止式端子台は、ターミナルブロックと呼ばれることがあります。写真を参考にして下さい。
写真では青色をしていますが緑色や灰色のものもあります。
スイッチ付き電池ボックス
電池ボックスはスイッチ付きの単三乾電池3本用を使います。
4本用の電池ボックスを使う場合はリード線を使って1本分をバイパスして使って下さい。
5.5Vを越す電圧で稼動させないようにしましょう。
単三乾電池
3本使います。
スズメッキ線
太さ0.8ミリのスズメッキ線を使います(太さ1ミリのスズメッキ線はユニバーサル基板の穴に通りません)。
今回は回路基板を起こすスタンドに利用しました。詳細は製作のページを参照下さい。
配線材料
回路基板のジャンパ配線に使います。
電線の単位に、AWG(アメリカンワイヤーゲージ)があり、今回のジャンパー配線はAWG24〜AWG22がお奨めです。
名刺サイズのプライスカード
注目させる商品、イベント、食事のカードを作りましょう。
必要に応じてパウチ加工をしておきます。
写真のカードに3つの穴があいていますが、このことは製作のページで記述します。