アナログスイッチでは専用のデバイスもありますが、下図はダイオードスイッチを応用したアナログスイッチです。
ダイオードは電流が流れていればPN間は約0.6V一定であり、交流抵抗は小さいので高周波スイッチにも使われたりします。
コントロール端子がハイレベルの時はD1〜D4に電流が流れ、入力と出力は通ります。
コントロール端子がローレベルになるとD1〜D4はカットオフされるので入力と出力は遮断されます。
他のダイオードスイッチと比較して入出力レベルは1/2Vccとなり、カットオフの状態ではハイインピーダンスであるのが特徴です。