おしゃべりアラーム回路...page.3/3
回路基板の製作
上図回路の赤い点線で囲まれた部分をICユニバーサル基板で製作します。
一度にパーツを実装して製作しないで、青い点線を境目に「ISD1820PY周り」と「HT82V739周り」に別けて作業を進めるといいでしょう。
私は先にHT82V739周りから作業を進めました。
ケースの追加穴あけ加工
新規で製作する場合は既に掲げているデジタルアラームクロックのページも併せて確認し作業を進めて下さい。
追加で開ける穴は、リアパネルに
・コンデンサマイクを取り付けるためのゴムブッシュの穴
・REC-LEDと称する赤色発光ダイオードを取り付ける穴
・ボリューム取り付け穴
・テスト再生に使うプッシュスイッチの穴
・録音ボタンに使うプッシュスイッチの穴
カバーにスピーカーの穴
以上です。
デジタルクロック全体配線図
各スイッチ、発光ダイオード、ボリューム、スピーカー、デジタルアラームクロックとの配線は以下のPDFを参考にして下さい。
circuit.pdf
どのような完成になるか以下の写真を参考にして下さい。
コンデンサマイクの配線はノイズを拾いにくくするようツイストしました。
スイッチなどが多くなるのでラベルを貼り付けました。
基板は重ねて固定します。
使い方
録音ボタンを押下し続けている間にマイクに音声を吹き込みます。
この時、REC-LEDが赤く点灯します。
吹き込み終えたら録音ボタンを離します。
なお約10秒を超えるとREC-LEDが消灯して録音は強制終了になります。
録音された内容を確認するにはテスト再生ボタンを押下します。
併せてボリュームで最適な音量にして下さい。
テスト再生ボタンを押下し続けるとループ再生され、フレーズ間でREC-LEDが一瞬赤く点滅します。
デジタル時計自体の使い方は既に掲げているデジタルアラームクロックのページを参照して下さい。
アラーム時刻になると、吹き込んだ音声をループ再生します。
吹き込んだ音声は電源を切っても消去されません。
重要事項
録音時に無言でいるとアラームも無言になり、アラームの意味がありませんので、必ず音声を吹き込んで下さい。
コロンにピンクLEDを使ってみました。きれいです。