おしゃべりアラーム回路...page.2/3


部品リスト

当回路を使って新規にデジタルアラームクロックを製作する場合は、デジタルアラームクロックのページで掲げている部品リストから、ホロホロブザー、 2SK2231、10KΩ(1本だけ)の3点を省いて下さい。


品名 規格 数量 備考
音声録音IC ISD1820PY 1 aitendoで購入。
オーディオアンプIC HT82V739 1 秋月電子で購入。
フォトカプラ TLP624 2 秋月電子で購入。相当品で構いません。
スイッチングダイオード 1N4148 2 相当品で構いません。
発光ダイオード 赤色 1 人目に触れないLEDなので拘る必要なし。
1/4W炭素皮膜抵抗 1KΩ 2 茶黒赤金
2.2KΩ 1 赤赤赤金
4.7KΩ 2 黄紫赤金
47KΩ 1 黄紫橙金
100KΩ 1 茶黒黄金
積層セラミックコンデンサ 0.01uF/50wv 2
0.1uF/50wv 2 フィルム系でも構わない。
1uF/50wv 2 フィルム系でも構わない。
電界コンデンサ 1uF/50wv 1 積層セラミックやフィルム系でも構わない。
4.7uF/50wv 1
100uF/16wv 2
330uF/16wv 1
コンデンサマイク 1 10mmの大きさで2端子タイプ
ユニバーサル基板 ICB-293GU 1 既に紹介しているデジタルクロックと同じものにした。
丸ピンICソケット 8pin 1
14pin 1
プッシュスイッチ 2 モーメンタリ構造(押している間だけオンするもの)
ボリューム 10KΩ(Aカーブ) 1
ボリュームツマミ 1
ゴムブッシュ 内径穴9mm 1 コンデンサマイクの固定にピッタリです。
スピーカー 1 1W程度の定格入力が望ましい。
スペーサ 長さ20mm 4
配線材料



主な部品の概要

音声録音IC:ISD1820PY
基本回路は前項を参照して下さい。




オーディオアンプIC:HT82V739
2.2V〜5.5Vの電源で扱え、意外にパワフル(出力1.2W但し5V電源,8Ω負荷)で音も高音質です。
従って今回のセットに使うスピーカーも1W程度の定格入力はあったほうがいいでしょう。

このICは、自身の機能を有効・無効にするか選択できるチップイネーブル端子(CE端子)を持っています。
上図の5ピンのCEの頭に横棒の記述がありますが、これは負倫理であることを表しています。
なのでオーディオアンプとして機能させるには5ピンをLレベル(GND)にします。
5ピンをHレベルにするとオーディオアンプの機能が無効になり電源を切った事と同じになります。

6ピンはN.CでNO CONNECTの略で、IC内部の何処にも接続されていないことを表しています。
僕的に言うと、デバイスが「このピンはほっといてくれ!」と言っているようなピンです。なので何も接続しないでおきましょう。




フォトカプラ:TLP624
TLP624に限らず、その他の品種でも大丈夫です。この場合、念のためVfが1.2V前後かデーターシートで確認しておいて下さい。




スイッチングダイオード:1N4148
小信号ダイオードとして広く使われ、よく知られたダイオードです。相当品で構いません。
カソードマークは写真では黒色の帯となっていますが相当品では色が異なる場合があります。




コンデンサーマイク:2端子タイプ
コンデンサマイクには極性があります。端子側をよくみると周りの金属部に接続していると思われるパターンがあるほうがGND端子になります。
もう一方の端子がOUT端子(マイク出力)です。

上の写真は今回使ったマイクと異なる品種のものですがパターンの有無はどれも目視で確認できるはずです。

回路と逆に接続するとマイクとして機能しません。




ゴムブッシュ:内径10mm
写真のようなゴムブッシュはケースやシャーシに穴を開けて電線や配管を通す際の保護パーツです。
現物を見て確認して購入して下さい。インターネットで入手する場合は写真を参考に間違わないようにして下さい。

今回はコンデンサーマイクの取り付けで利用してみました。ちょうどいい具合です!!!!!

 


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