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製作手順
下記の順序で製作・説明します。
1. コントロール基板の製作 2. ケースの穴あけ加工 3. 内部配線 4. 動作確認
1.コントロール基板の製作
コントロール基板の製作で、向きのあるパーツは、充分過ぎる程、確認して下さい。 「確認」に「しすぎ」はないですから... 特に小さなパーツである「ツェナーダイオード」の逆付けは通電してしまうと修復困難が予想されます。 商用電源をストレートに扱う回路であることを意識して下さい。 |
絵解き図に限らず、同時に回路図も確認しながら製作して下さい。
このページで載せた絵解き図は全て部品面から見た様子になっております。
パーツの配置の様子 |
ツェナーダイオードの向きに注意。 絵解き図の通りだとすると、カソードマークは上になります。 トライアックの背中は基板の縁から少し出ます。 何故かはケースの穴あけ加工を参照して下さい。 部品の数値や規格については記号を基に回路図を参照して下さい。 |
ハンダ側の結線の様子 |
トライアックのT1、T2端子では負荷電流を扱います。 |
基板の裏に取り付けるパーツの様子 |
上図のC4、C5、R1は基板の裏に取り付けます。 その部品が他のハンダ箇所と接触しないようにするのは当然です。 絵解き図は部品面から見た様子であることに注意しましょう。 |
ジャンパー配線を施す箇所の様子 |
上図のJP箇所同士をジャンパー配線します。 |
以後の説明に使う配線の箇所の様子 |
上図の記号は以後の説明で使います。 |
ここのハンダは少し器用さが必要
2.ケースの穴あけ加工
ケースにはタカチのアルミケース:YM-150を用いました。
ここでは、コントロール基板の取り付けに関してのみ記述し、その他は写真とコメントを参考に穴あけ加工して下さい。
貴方が手にしたパーツを基に、使いやすいレイアウトになるよう何度も紙に描いてみて下さい。
描いた紙には文字入れも書くといいでしょう。
文字入れについては最終ページ:完成の写真や、使い方を参考にして下さい。
コントロール基板の固定方法
完成したコントロール基板と、下図のイラストをご覧頂ければ、どのように取り付けるのかご理解いただけるでしょう。
3個のビスで固定することします。
トライアック:SM16GZ47は全体が樹脂でモールドしてありますからパネルとの絶縁に気を使う必要はありません。
ここの穴のズレは、トライアックの根元やハンダ箇所にストレスを与えてしまいますから、充分に穴の位置を確認した後に作業しましょう。
ここに穴をあける場所を充分確認
トライアックにストレスなく、ビスがスムーズに入ることを確認。
ビスがスムーズに入らないときは無理に通すことはしないで、
細い丸ヤスリでアルミケースにあけた穴を広げる。
尚、バリは完全に取り去らないとトライアックにキズを付けてしまう。
上の写真と同様な配置にする場合は、トライアックの取り付けビスと、
ACアウトレットの位置はなるべく離して下さい。
理由は、ACアウトレットでコンセントの抜き差し時は、パネルに歪みが生じ、
その歪みがトラアック側に影響させないようにするためです。
尚、ACアウトレットの穴は少し下側に位置させると歪みが小さくなります。
スイッチはダブルクリックするような使い方もします。
このためパソコンのマウスで慣れている右手で操作できる配置にするといいでしょう。
バリも取り去りましょう。