Hi-Fiで楽しく使えるヘッドホンアンプ...page.5/6
3.周辺パーツの配線
ここで記述する周辺パーツとは、回路基板に結線する全てのパーツを指します。
配線図を下図に示します。
金属製(アルミ)のケースを使用してシャーシアースを実施するならばシールド線を用いなくても実用になります。
DCジャックの極性は手持ちのACアダプターの極性に合わせて下さい。
4.シャーシアース
シャーシアースは必須です。
特にCRフィルター部はノイズを受けやすくなっています。シャーシアースを実施することでノイズの影響は殆ど無視できましょう。
シャーシアースは回路基板のGnd部にリード線をハンダし、そのリード線をシャーシに接続させます。
回路基板の取り付けに金属のスペーサを使った場合はシャーシと導通があるのでナットを締付ける時に一緒にリード線を挟んで締付けるといいでしょう。
回路基板の写真
周辺パーツに全ての配線を取り付けた後に回路基板へ接続しました。
周辺パーツからの配線は回路基板のハンダ面に接続しました。
シャーシアースは回路基板のGnd端子からリード線を引き出し、ナットと一緒に軽く共締めしました。
絶対に忘れちゃだめだよ。
向きに注意してIC(オペアンプ)を装着します(6個)。小さいので回路基板を裏側で押さえなくても容易に装着できます。
尚、購入したばかりのICのリード線は外側に広がっているので、「広がり」を手直ししてから装着します。
写真には6個全てOPA2134で映っていますが、後にIC1,IC4をNJM4580DDに変更しています。
上カバーをしたら完成です。