白色LED点滅回路...page.4/4
3.基板にサポータ(スペーサ)を取り付ける。
前項で回路基板は完成しました。
ケースに入れない場合は、回路基板のままですと、テーブル等が傷付いたりしますから、せめて回路基板の4隅にサポータ(スペーサ)を取り付けて回路基板を浮かせましょう。
また、サポータ(スペーサ)を取り付けておくことで、ケースへの組み込みもし易くなります。
私は長さ5ミリのものを使いました。
4.動作確認
新品の単4電池を向きに注意して電池ボックスにセットします。
発光ダイオードがおおよそ0.75〜1秒間隔(パーツの誤差による)で点滅するでしょう。これで10ヶ月以上点滅しつづけます。
回路電流は50〜80μAとなります。
使い方
新品の単4電池では10ヶ月以上稼動しますから、トイレのスイッチや階段のスイッチ、ドアノブなどに設置して目印ランプとして活用して下さい。
寝室では明かりが気になって寝つけない恐れがあるので注意して下さい。
その他
点滅の間隔を変更する場合はフィルムコンデンサ(又は積層セラミックコンデンサ):0.1μを0.15μFや0.22μに変更または、既存の0.1μFに並列に0.1μFを接続することで可能です。
これらは点滅の間隔を延ばす方法ですが、逆に点滅の間隔を縮めることはお奨めしません。このことは回路説明で述べている通り、電解コンデンサ:100μFの充電時間が不充分となりやすいためです。
電解コンデンサ:100μFを47μFや22μF、10μFにすれば充電時間は短くなり点滅の間隔も短くできるのでは、と思い付きますが、点灯時(放電)は瞬き以上に素早く行なわれてしまって光ったのかどうか判断できなくなります。適度な明かりが得られると判断した結果が100μFです。
当回路は1.5Vで稼動できるよう抵抗値を決定していますから、1.5Vより高い電圧を加えないようにして下さい。