白色LED点滅回路...page.3/4
製作手順
ユニバーサル基板に全てのパーツを搭載して、ケースへの組み込みは貴方の課題と致します。
1.電池ボックスにスズめっき線をハンダする。
2.電子パーツの配線
3.基板にサポータ(スペーサ)を取り付ける。
4.動作確認
の4つの順でご説明致します。
1.電池ボックスにスズめっき線をハンダする。
電池ボックスの端子にスズめっき線を5センチ程、予めハンダ付けしておきましょう。
電池ボックスはプラスチック製ですから手早くハンダしないとハンダコテの熱で溶けて変形してしまうので注意して下さい。
まず、電池ボックスの端子はハンダ付けし易いように横に開いておきます。
スズめっき線は、ハンダしようとする箇所にハンダコテで熱してハンダを少し流しておきます。
これは、スズめっき線は素早くハンダが流れてくれないためで、電池ボックスと絡げてハンダ付けしてもスズめっき線になかなかハンダが流れてくれないので、もたもたしているとコテの熱で電池ボックスが変形してしまいます。
スズめっき線に予めハンダを流しておしてから電池ボックスと絡げてハンダすると素早く結合できます。
尚、電池ボックスの端子が黒く汚れている場合は紙やすりで磨いてからハンダして下さい。
2.電子パーツの配線
以下に絵解き図を3種載せます。3種類の絵解き図をよくみて製作しましょう。
製作時の注意を下記に記します。
1. 2SA1015と2SC1815は形状が同じなので間違えないこと。 2. トランジスタ、電解コンデンサ、発光ダイオードは極性に注意する。 3. 電池ボックスは最後に両面テープで基板に固定してからハンダする。 4. 基板の裏の配線は電池ボックス以外は殆ど部品のリード線を曲げるだけで可能ですから、どの方向にリード線を曲げればよいのか考えてハンダすること。
一部、発振回路部分の2SC1015と2SC1815間の配線でリード線が足らない箇所がありますが、ここは他の配線で切り落としたリード線を使って配線して下さい。
以下の3種類の絵解き図は部品挿入面から見た絵解きです。
いろいろな角度から見た回路基板
まず、電池ボックス以外のパーツで組み立てます。
これは最初又は途中で電池ボックスを取り付けると電池ボックスが邪魔になって組み立てにくいためです。
私はLEDの取り付け箇所は「丸ピンICソケット」を2Pだけ使って取りつけました。
このようにしておくと、白色LED、ブルーLEDを入れ替えて楽しめます。
電池ボックスの取り付け方向に注意して下さい。
趣味の工作ですから時間を掛けて間違えないようにしましょう。