1石レフレックスラジオ...page.9/9


動作確認

スイッチを入れ、ポリバリコンをゆっくり廻して下さい。
AM放送が受かるでしょう。本機の向きを変えて最良の感度にしてみて下さい。
この手のラジオではボリュームが有りませんので本機の向きを変えて音量調整して下さい。

深夜になりますと電離層が作用し遠くの放送局が聴こえてきます。深夜放送を楽しんで下さい。

当回路は感度が高く、「ピーギャー」と発振してしまうので、検波出力を2.2KΩにより抑えて(感度を低く)います。このまま組み立ててもまだ発振するようであれば2.2KΩを1KΩに変更して下さい。逆に放送が受かりにくい場合(放送局が遠い地域)は2.2KΩを3.3KΩ又は4.7KΩに変更してみて下さい。

* 尚、いろいろカットアンドトライしてみましたが、2.2KΩで充分です。


最後に...

市販されているポケットラジオはPLL技術を駆使したシンセサイザー方式で付加機能も沢山ついて高感度です。
本機は市販には無い完全自作で、たったの1石(トランジスタ1個)で聴けるラジオです。

写真技術の向上で数100万個のトランジスタ相当がワンチップ化される時代ですが、貴方は1石を自在に使うことが出来るでしょうか?


追記...

本機は負荷に小型トランス(ST-30)を使いましたが、抵抗負荷(4.7KΩ)に変更してもOKです。




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