MP3プレーヤー...page.6/12
3.スピーカーアンプ基板の組み立て
スピーカーアンプの基板にはサンハヤト:ICB-288Gの基板を用い、ステレオとしてアンプ回路を2つ搭載します。
ここで中核となるナショナルセミコンダクター社:LM380Nは通常のDIP-14ピンの形状をしており、パターンによる放熱やヒートシンク(放熱器)の取り付けを推奨していますが、さほど大きな音量で聴かない限り、私は放熱をしないで使っています。
パーツレイアウトはLM380N廻りを少し広めにしましたので、心配性の方はヒートシンクを取り付けるといいでしょう。
以下の2つの絵解き図は部品実装面より見た図になります。
赤色で示している箇所がハンダ面による配線です。
極性や取り付け向きがある部品に注意して下さい。
絵解き図に、L1,L2,L3,L4,L5,R1,R2,R3,R4,R5の記号が記してありますが、ここにはビニルコード15cm程を接続しておきます。このビニルコードは後でケースに組み込む際に短く切断することとします。
基板に接続するビニルコードは基板の部品面から接続する場合や、ハンダ面から接続する2通りがありますが、貴方のやり易い方法で行なって下さい。
ここで回路に詳しい方は、四角い9V電池乾電池などを使ってスピーカーアンプとしての動作確認をしておくといいでしょう。