MP3プレーヤー...page.8/12


5.MP3コントロール基板の製作

MP3コントロール基板ではサンハヤト:ICB-293Gの基板を用い、マイクロコントローラー:PIC18F252、MPEGデコーダー:VS1001K、及び電源回路を搭載します。

製作は以下の順で進めて下さい。

手順1. ICソケット直下のジャンパー配線と抵抗:10KΩの取り付け
手順2. 各種パーツの取り付けとハンダ付け
手順3. MP3コントロール基板上のビニルコードによるジャンパー配線
手順4. ビニルコードの予備接続

ICソケットとユニバーサル基板の間に、すずメッキ線によるジャンパー配線と、一部抵抗:10KΩが入りますから、ICソケットを取り付ける前に、これら取り付けを済ませておきましょう。これは重要なことです。

ICソケット直下のパーツの絵解き図(部品実装面より見た図になります)。











以下の2つの絵解き図は部品実装面より見た図になります。赤色で示している箇所がハンダ面による配線です。
極性や取り付け向きがある部品に注意して下さい。
ユニバーサル基板ではハンダ面で部品のリード線を折り曲げて配線しますが、丸ピンICソケットのリードは曲げないよう注意しましょう。曲げると根元から折れて修復困難となります。








 

 

 

 

 




下表を基に、MP3コントロール基板内部をビニルコードでジャンパー配線して下さい。
全部で13箇所です。
No ジャンパー箇所 チェック
1 M1M3  
2 M2M3  
3 AGDG  
4 DODI  
5 VS1001K:3pin〜VS1001K:13pin  
6 PIC18F252:22pin〜VS1001K:13pin  
7 PIC18F252:23pin〜VS1001K:12pin  
8 PIC18F252:24pin〜VS1001K:11pin  
9 PIC18F252:25pin〜VS1001K:4pin  
10 PIC18F252:26pin〜VS1001K:2pin  
11 PIC18F252:27pin〜VS1001K:1pin  
12 PIC18F252:28pin〜VS1001K:26pin  
13 PIC18F252:3pinM4  

基板に接続するビニルコードは基板の部品面から接続する場合や、ハンダ面から接続する2通りがありますが、貴方のやり易い方法で行なって下さい。







下表を基に、ビニルコード15cm程を接続しておきます。このビニルコードは後でケースに組み込む際に短く切断することとします。
全部で9本です。
接続箇所 チェック
PIC18F252:4pin  
PIC18F252:5pin  
PIC18F252:6pin  
PIC18F252:7pin  
DG(2本)  
PW  
PL  
VP  

基板に接続するビニルコードは基板の部品面から接続する場合や、ハンダ面から接続する2通りがありますが、貴方のやり易い方法で行なって下さい。







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