実験用電源のグレードアップ...page.2/2


追加加工

ケースの追加加工
新たにパワートランジスタと、ヒューズホルダーを取付けるため2つの穴を開けます。




配線変更を絵解きで示します...





配線変更前と変更後の様子...


変更前...


変更後...


最後に...

出力電圧に関係無く3アンペアもの電流が取り出せて、大変使いやすい電源に仕上がったと思います。

ヒューズによるトランジスタ保護も、3アンペアヒューズを5本用意して出力ショートを4回行いましたがトランジスタを壊すことなくヒューズは溶断してくれたことを報告しておきます。

しかし、例えば5ボルトの出力電圧で2アンペアの負荷を接続しますと、パワートランジスタの損失は50ワットにも達します。これを連続して稼動させますとトランジスタを取付けているリアパネルは触れられないほど発熱致します。

比較的低い電圧・多くの電流で連続駆動させる場合は、
しっかりとしたヒートシンクにてパワートランジスタを放熱するようお願いします。




トラブルシューティング

パイロットランプは点灯するが出力電圧が出ない ヒューズがセットされているか、又は、
ヒューズが切れていないか確認
33Ω抵抗が焼けた パワートランジスタのベース・エミッタ間断線。
→パワートランジスタと33Ω抵抗を交換
パイロットランプ消灯のまま AC側のヒューズがセットされているか、又は、
AC側のヒューズが切れていないか確認


ご感想など掲示板または、アンケートに入れて頂ければ幸いです。

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