高周波増幅付トランジスタ検波ラジオ...page.8/8


5.ケースへの組み付け

電池ボックスは両面テープで固定、ラグ板はビス・ナットで固定、バリコンは付属のビスで固定します。

バリコンの様子





完成の様子
最後にバリコンにダイヤルつまみを付けて完成です。





完成して...
電池をセットして、ダイヤルを廻して放送を受信してみます。ラジオの向きを変えて最も感度が良くなるようにします。
きっと満足できる感度、音量だと思います。深夜放送など楽しんで下さい。
当ラジオはストレート式ラジオですから強い電波の放送は大きな音で、弱い電波の放送は小さな音で聞えます。
テスターをお持ちの方は回路電流を測定すると0.7mA前後になるでしょう。低電流のため電池は大変長持ちしますのでスイッチは設けていません。
捨てようとした電池なども完成したラジオにセットしてみて鳴るか確認してみましょう。


最後に...
ゲルマニウムラジオを作られた方は長いアンテナが必要で音が大変小さなものでした。
トランジスタがどれだけ貴重で便利なものであるか知ることになります。


追記...2004.09.08wed
当初はFETに2SK439Eを中心として紹介しておりましたが、掲示板で入手しづらいとの報告がありました。そこで、同じMOSタイプで多く出まわっている2SK241をメインにしてページ(説明文、イラスト)を変更しました。2SK241Y、2SK241GR、2SK439EいずれのFETを使ってもラジオ感度は同じであることを確認しました。また、回路電流についてもいずれのFETを使っても0.7mA前後になることも確認しました。

より多くの方に作ってほしいと思います。





ご感想など掲示板または、アンケートに入れて頂ければ幸いです。

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