ステレオアンプ...page.7/9


5.パワーアンプ基板の製作

@ユニバーサル基板のカット
前項で判るよう、パワーアンプ基板は立てて取り付けます。
ただし、ユニバーサル基板を少しカットしませんと、今回使ったアルミケース:UC17-5-12DDの高さに収めることが出来ません。

下のイラストと写真を参考にアクリルカッターでカットして下さい。

※基板をカットした後に、パーツをハンダするようにします。パーツを取り付けた後に基板をカットするのは作業しづらいですから。





アクリルカッターの切り込みは基板の裏・表とも行なって下さい。


Aパワーアンプ基板のパーツ取り付け(絵解き図)
パワーIC:TA8201AK以外の部品を先にハンダ付けして、最後にTA8201AKを直角になるようにハンダ付けしましょう。
下図にプリアンプ基板の絵解き図を示します。
1. 絵解き図は部品実装面から見た様子です。
※TA8201AKについてはハンダ面に取り付けます!!
2. 絵解き図中の電解コンデンサは青い印の方がマイナス極を示します。
3. 酸化金属皮膜抵抗:2.2Ωは基板から少し浮かして取り付けましょう。
4. 抵抗は立てて実装する箇所が多くあります。これらは絵解き図の向きで実装するとハンダ面は部品のリード線を折り曲げていくことで全て結線できます。
次のハンダ作業を考えて部品のリード線を切断していきましょう。
5. ハンダ面の配線はコントラストが強い白い部分になります。
6. アルファベットの記号は後に結線する箇所になります。




 

 


そしてパワーアンプ基板製作の最後にIC:TA8201AKをハンダ付けする。

写真@ TA8201AKを左右1箇所だけ軽くハンダ付けする。
写真A ここでTA8201AKと基板の直角を出しておく。
写真B 直角がでたら、全てのピンをハンダ付けする(ショートに注意)。
写真C 完成の様子です。






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