ポータブルMP3プレーヤー...page.7/8
5.ケース組込みと配線
事前に、PIC18F252-I/SPにプログラムを書き込んでおいて下さい。 ヘキサコードはver3_vs1011.HEXになります。 コンフィグビットは下表の通りです。
プログラムは既に紹介しているMP3プレーヤーと全く同一で、何も変更していません。 |
配線は下図の通りです。
SW1 | 電源キー、一時停止キー | POWER |
SW2 | 曲戻し、フォルダー戻し | REW |
SW3 | 曲送り、フォルダー送り | FF |
SW4 | 音量ダウンキー | VOL-DOWN |
SW5 | 音量アップキー | VOL-UP |
作業は写真を参考にして下さい。
スイッチを固定し、一方をスズメッキ線で接続しておきます。
スイッチは端子の位置を統一して固定するといいでしょう。
写真では下に紙が敷いてあるのが判るでしょうか?
これはハンダのヤニが飛散してケースに付着しないようにしているのです。
回路基板には周辺パーツに接続する箇所に予め15cm程
のビニルコードをハンダしておきます。
この時点で書き込み済みのPIC18F252-I/SPをICソケットにセットしておきます。
PIC18F252-I/SPのリード線はICソケットに一致するように曲げておきます。
ソケットにセットするときに基板を破損しないようにしましょう。
机の上など硬い場所で無理に挿入すると回路基板の裏面に取り付けている
VS1011BやMCP1252-33X50I/MSを破損させる原因となるので素手で行ないます。
また、回路基板を湾曲させてもVS1011BやMCP1252-33X50I/MSを破損させるので注意。
回路基板をケースに固定します。
固定の方法は下図を参考にして下さい。
ここで、電池ホルダーを置いてみましょう。
そして、配線の這い回しを考えてみて下さい。
ビニルコードは最適な長さに切るんだよ!!!
ヘッドホンジャックを固定します。
電池ホルダーは両面テープで固定します。
電池ホルダーの固定に使う両面テープは
薄手のスポンジタイプで黒いものが見栄えが良い。